【木曽路自転車旅行記①】奈良井宿〜開田高原〜福島宿
夏の信州木曽路〜伊那谷 自転車旅行の1日目、奈良井宿〜福島宿の様子を報告します
全体の旅の概要はこちら>>【南信州自転車旅行記】木曽路&伊那谷を巡ってきました(3泊4日)
走行コース・立ち寄りスポット
走行コース
奈良井宿から木曽路を南下、途中で開田高原へと登り、福島宿へ向かう、走行距離58Kmのコースです。
立ち寄りスポット
①奈良井宿、②薮原宿、③宮ノ越宿、④開田高原、⑤興禅寺、⑥福島宿
旅行の様子
①奈良井宿
地元の奈良井宿が出発地点です。
この日はお祭りで、各家に提灯が吊るされたり、格子戸を外してのれんにするなど、この時期にしか見られない奈良井宿になっていました。
②薮原宿
薮原宿は中山道六十九次、35番目の宿場町です。
古くから「お六櫛」という質の高い飾り櫛の生産地として栄えました。お六櫛は現在国の伝統工芸品に指定されています。
③宮ノ越宿
中山道六十九次、36番目の宿場町。
平安時代の末期に活躍した、朝日将軍「木曽義仲」生誕の地であり、宿場関連の史跡よりも、木曽義仲に関連する史跡の方が多いです。
中山道中間地点
宮ノ越宿を少しすぎたあたりに、中山道の中間地点があります。
江戸から266km、京都からも266km。
④開田高原
ここで中山道沿いを少し離れ、開田高原へと向かいます。
中山道沿いから開田高原までは12kmもの延々の上り坂。かなりきつかったですが、その先には標高1,100mの美しい高原が待っています。
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有名な開田高原アイスクリームを、高原を眺めながら食べる。最高です。
木曽馬の里では、木曽馬が放牧されていたり、馬車を引いていたり、のどかな光景が流れます。
昼食:新木曽名物 1キロカツ丼
昼食は開田高原を少し下ったところにある「つけもの茶屋」さんで、“新木曽名物”と銘打たれた1キロカツ丼を頂きました!
1キロという満点のボリュームながら、お値段は1,310円ととってもリーズナブル。お肉もとっても柔らかく、美味しく頂きました⭐️
⑤福島宿
本日の最終目的地、福島宿へ。
中山道六十九次、37番目の宿場町。
宿場の北側に位置する福島関所は、江戸時代には4大関所(※1)と言われ、重要な役割をもつ場所でした。
興禅寺
臨済宗妙心寺派の寺院。
寛永、明治、昭和に3度の大火に遭い、往時の面影はほとんど残っていないとの事。
しかし日本最大の石庭、「看雲庭」をはじめ、素敵なお庭が沢山あり、風情のあるお寺でした。
崖屋造り
福島宿の見どころの一つが「崖屋造り」と呼ばれる建築様式です。
木曽川沿いのわずかな土地を利用し、身を寄せ合うように建てられた木造建築群。山深い木曽谷の土地を最大限に活用した、先人たちの知恵が伺えます。
[chat face=”sleep_cry_man.png” name=”” align=”left” border=”none” bg=”gray” style=””]木曽路は全て山の中・・・平地部は、川沿いのわずかな場所(下の地図の赤い部分)しかありません。[/chat]
川辺に降りて、下から眺めることもできます。すごいところに家を立てますね・・・
上ノ段町
福島宿は昭和2年の大火で建物がほとんど焼失してしまいましたが、上ノ段には江戸時代末期の建物が残されています。
奈良井宿や妻籠宿に比べると残っている建物はとても少ないですが、江戸の雰囲気を感じられるスポットです。
本日の宿:鍵旅館
この日は崖屋造りの建造物群の中にある、「鍵旅館」さんにお世話になりました。
部屋から木曽川の清流が臨めます。
夕飯はニジマスの塩焼きや、豚の焼肉などなど。
この日はお宿について1時間、ご飯を食べてから2時間、そして朝まで8時間と、合計11時間睡眠でした 笑
1日目から疲れ果てた自転車の旅でした。。。。
2日目は木曽路の最南端の宿場町、馬籠宿まで走ります🚴♂️