【永久無料】宿泊施設の予約管理システムを自作する10ステップ の2ステップ目、WordPressの初期設定を解説します。
ステップ1で無事にWordPressを開設できたところから説明します。
>>ステップ1はこちら
すぐにホームページ&予約フォームを作成したいところですが、初期設定を先に済ませてしまいましょう。
初期設定はホームページの完成後だと変更作業が大変なので、初めにやっておきましょう。
作業時間は初心者の方でも20分あればOKです。
サクッと終わらせてしまいましょう✨
WordPress開設後に必須の2つの設定
最低限やっておくべき初期設定は次の2つです。
- パーマリンクの設定
- テーマ&子テーマの設定
あとからの変更は工数が増えるので、ページ数の少ない初期段階で設定してしまいましょう。
ひとつずつ解説していきます。
初期設定①パーマリンクを自分で付けられる設定に変更する
「パーマリンク」とは、Webサイトの各ページごとに設定されるURLのことです。
例えば民宿しまだのHPだと下記のとおり。
- 予約フォームのページ:https://shimadablog.com/booking
- アクセス情報のページ:https://shimadablog.com/access
オレンジマーカーの部分がパーマリンクです。
URLから、どんなページなのかが分かりやすいですよね。これはパーマリンクを僕が自身が設定したからです。
自分でパーマリンクをつけないと、下のようにただの文字列が自動的に割り振られます。
- https://shimadablog.com/12345
- https://shimadablog.com/2023-1-1
これだとどんなページかわからず、閲覧者も混乱してしまいますし、SEOにもよくありません。
なので、自分でパーマリンクを決められる設定にしておきましょう。
パーマリンクの設定方法
ワードプレスの設定画面から「設定」→「パーマリンク設定」をクリック
パーマリンク設定の選択肢の「投稿名」を選択し、下にある 変更を保存 ボタンをクリック。
以上でOKです。
これで、サイトにページを新しく作るときに好きなパーマリンクを付けられるようになります。
実際にパーマリンクを作る方法は後ほど。
初期設定の段階では、ここまで設定できればOKです。
初期設定②テーマを使いやすいものに変更する
テーマとは、WordPressサイト見た目やデザインのテンプレートを呼び出せる仕組みのことです。
デザインなどが一式セットになっていて、ホームページ作成がグッと楽になります。
テーマには無料と有料のものがあり、有料の方がテンプレートが豊富で、できることの幅も広がります。
このサイトではWord Press設置時には無料テーマ「Lightning」をおすすめしましたが、できれば有料テーマへの変更を推奨します。
というのも、無料テーマだと、プログラミングの知識が求められるためです。有料テーマはボタン一つで様々な機能が使えますが、無料テーマはそこまで機能がなく、自分でプログラムを組まなければなりません。
有料テーマは大体1万円〜2万円ですが、一度購入すれば一生使えます。
無料テーマでプログラミングに四苦八苦するのに比べたら、かなりの時間が節約できるので、プログラミングに詳しくないかたは有料テーマにするのが吉です。
有料テーマのおすすめはダントツで「SWELL」
有料テーマにする場合は「SWELL」が一押しです。日本のシェアNo.1で私も愛用してまして、最も使いやすいテーマだと思います。
民宿しまだのホームページも、このサイトも有料テーマ「SWELL」で作られています。
このサイトでもSWELLを使ったサイトを前提に、予約システムの構築方法などを操作方法を説明しています。
テーマの設定方法
テーマを「SWELL」へ変更する手順を紹介します。手順は次の通りです。
- SWELLを購入する
- テーマをインストールする
- 小テーマを設定する
他のテーマでも、基本的な手順は同じなので参考にしてください。
1.SWELLを購入する
SWELL公式ダウンロードページから「SWELLを購入する」のボタンを押します。
メールアドレス、クレカ情報を入力して「支払う」をクリック
購入完了ページが表示されたら、「SWELLをダウンロードする」からダウンロードが可能です。
ダウンロードファイルの名前は「swell-○-○-○-○.zip」です。(○には数字が入る)
購入完了ページを閉じてしまった場合は、SWELL会員サイト「SWELLERS’」からダウンロードリンクへアクセスできます。購入に使ったメールアドレスを使って会員登録してください。
>> SWELLERS’登録ページ
2.テーマをインストールする
WordPressの設定画面の左メニューから、「外観」→「テーマ」
「新規追加」
「テーマのアップロード」→「ファイルを選択」
「ファイルを選択」から【swell-○-○-○-○.zip】を選択し、「今すぐインストール」をクリック
“テーマのインストールが完了しました”と表示されればOKです。
子テーマを設定する
最後に子テーマを設定します。
子テーマとは、親となる大元のテーマを直接編集せずにカスタマイズするための機能です。
親テーマは度々バージョンアップされて差し替えが必要なため、親テーマを直接カスタマイズしてしまうと、バージョンアップのたびにカスタマイズ内容が消えてしまいます。
そこで子テーマを使うことで、親テーマを更新してもカスタマイズ内容を残せるというわけです。
ちなみにSWELLは一度購入すれば、テーマの最新版は永久無料でダウンロードできます
というわけで、子テーマを設定しましょう。
子テーマはSWELL購入者向け会員サイト「SWELLERS’」からダウンロードします。
まずは SWELLERS’ に会員登録してください。
会員になったらログインして「マイページ」
マイページ下部のSWELl製品ダウンロードから「子テーマ」をダウンロード。
「swell_child.zip」というファイルがダウンロードできます。
ダウンロードできたら、親テーマと同様にインストールしましょう。
>>テーマのインストール方法を再確認
子テーマのインストールが完了したら、最後に子テーマを有効化します。
外観→テーマと進み、「SWELL CHILD」を有効にしてください。
※間違って親テーマの「SWELL」を有効化しないように注意
以上で完了です。
これでSWELLの機能を使って簡単にホームページが作れる準備が整いました。
次の記事では、キャンセル&変更の管理システムを作ります。
>>ステップ3:ステップ3:予約フォームをWordPressサイトに設置する