【初期中山道②】三沢峠を越えて岡谷へ|小野宿〜岡谷駅 旅行記

【初期中山道①】牛首峠を越えて小野宿へ|桜沢〜小野宿 旅行記
↑こちらの記事の続きです。
前回は、贄川・桜沢から牛首峠を越え、小野宿までを巡りました。
今回はその続きとして、小野宿から三沢峠を越え、岡谷方面へ向かいます。
初期中山道とは
初期中山道は、中山道が制定された初期に、下諏訪宿から贄川宿へ向かう道として、徳川家康の命を受けて大久保長安(おおくぼちょうあん)が計画、整備したルートです。
しかし、このルートは制定後わずか15年あまりで中山道から外れてしまいます。
このルートは距離的には短いものの、標高1000mを超える峠越えが2つもあり、難路でもあったことから大久保長安が亡くなると、塩尻峠を越え、北へ迂回するルートに変更されてしまったそうです。
しかし初期中山道はその後も完全に廃れたわけではありませんでした。木曽と伊那を結ぶ生活・物流路として利用され続け、街道沿いには今も一里塚や道祖神などが残っています。
なららちゃん実際、2006年の権兵衛トンネル開通までは、僕たち奈良井住民は伊那へむかう道として大変重宝しておりました!
【初期中山道】小野宿~岡谷駅区間
この記事では初期中山道の東側半分、小野宿~岡谷駅区間を紹介します。
>>西側半分の記事はこちら「【初期中山道①】牛首峠を越えて小野宿へ|桜沢〜小野宿 旅行記」


小野駅から岡谷駅まで、走行距離は10.6km,獲得標高は315mです。
※所要時間は自転車です。歩きではないのでご注意ください。
小野宿から出発


歴史的な景観を維持する建物が残る小野宿からスタートです。


少し走ると、すぐに小さな田舎道へと様変わりです。


初期中山道の案内がありました!


落ち葉や雑草が生い茂っている道。長ズボン必須です。


300mほど進んだところで、大通り(塩嶺王城パークライン)と合流します。
塩嶺王城パークラインと合流


このあたりの初期中山道は現在は塩嶺王城パークラインと呼ばれる眺望の良い観光道路として整備されています。
少し車どおりも増えるので要注意。
ただ景色はすごくいいですね。
色白水




道中にはところどころに歴史を感じるスポットがありました。
「白色水」はその昔、この水で顔を洗うと色白美人になると言われたそうです。水上様も祀られていました。
58里の一里塚


一里塚もひっそりと残されています。
しだれ栗森林公園


塩嶺峠をどんどん登ると、しだれ栗森林公園が見えてきます。
枝垂れ桜のように枝が垂れ下がる「しだれ栗」は国の天然記念物に指定され、そのしだれ栗の自生地であるこの公園はその独特な豊かな自然が保護されています。
展望台で諏訪湖を一望!


少し中山道を外れて、展望台を目指します。
キャンプ上から展望台へと続く道は未舗装路で、トレッキングとしても良い雰囲気です。


登ること15分。展望台が見えました!


諏訪湖と南アルプスを一望できます!


反対側には、牛首峠が。前半走ってきた道が遥か向こうに見えて、遠い距離を走ってきたなあと感慨深くなります。
初期中山道を歩く


展望台の丘から少し降ると、初期中山道の未舗装路が残っている区間にはいります。




西側からは下り坂です。
岡谷市街へ


岡谷の街並みが見え、ホッと一息。


街中にも初期中山道の看板や案内があるので、比較的歩きやすいです。


岡谷駅に到着!


岡谷駅に到着です。
岡谷からの帰路/宿泊先について
岡谷駅は中央本線の駅で、比較的電車の本数も多いので帰路の選択肢は多いでしょう。
特急あずさも止まるので、松本や東京方面へのアクセスも良いです。
宿泊先はちょっと弱いので、松本または上諏訪駅への宿泊がおすすめです。
「初期中山道あるき」注意点/準備推奨品まとめ
今回実際に小野~岡谷の初期中山道を訪れてみて感じた点を挙げておきます。皆様の旅の参考にしてください。
- 水分・補給食の事前準備必須
道中に売店や自販機はほとんどありません。小野駅、岡谷駅周辺で出発前にかならず確保してから臨んでください! - 小野宿からの電車・バスの本数が少ない
小野駅ゴールの場合は要注意です
小野間~岡谷間は、桜沢〜小野間に比べると歩きやすい区間かなと思います。
桜沢〜小野へ続けて歩く場合はこちらの記事を参考にさらにしっかり準備してください!
【初期中山道①】牛首峠を越えて小野宿へ|桜沢〜小野宿 旅行記











